発達障害の本を読んで
検査が終わり少しずつですが、本を読んでいます。
最初に読んだのが
【これでわかる、自閉症とアスペルガー症候群】
検査をうける以前から、なんとなく発達障害(おもに多動)を疑っていたので本屋でちょこちょこ立ち読みはしてたんですよね。
その時は流し読みだったせいもあるのですが、長男の行動がどれに当てはまっているのかまったく分かりませんでした。
多動っぽいし、でも自閉症も少しあてはまりそうだし…なんなんだろう?
とずっと疑問でした。
ですが今回検査で、自閉症スペクトラム(連続体)と分かりました。
説明はその時うけたのですが、いまいち理解できずにいました。
本を読むと
スペクトラムとは
アスペルガー症候群
知的障害を伴わない自閉症
知的障害を伴う自閉症
⇧これら自閉症の仲間を区別することなくひとまとまりで考える。
多動
学習障害
も自閉症スペクトラムの仲間として考えられることもある。
長男の場合知的障害を伴なう自閉症にあたるが、アスペルガー症候群や多動など、色々な特徴もあるのでスペクトラムと言うことで納得できた気がします。
知的障害を伴なう自閉症を非高機能自閉症と言うようです。
これは典型的な自閉症のようで、色々症状が載っていて長男にあてはまるのが
言葉のおくれ
音を嫌がる
そして本を読むまで気づかなかったのですが、
同じ動きを繰り返す
です。ジャンプは分かったのですが、
ドアを閉じたり開いたりを繰り返す。
これ結構やってました。
常同行動と言うそうです。
すぐどこかに行ってしまう
と言うのも自閉症のサインのようで、これは2歳頃がピークでした。
これは多動だと思ってたのでビックリでした。多動でもあるのかな?
親と離れて不安という気持ちより、関心のあることに気持ちがいってしまう。
うんうん。なるほどの一言です( ..)φメモメモ
偏食
法則性のあるものが好き
(長男数字がすきだけどこれに当てはまるのかな?)
人見知りしない
これは「さみしい」「心細い」と言った感情を表現する力がとぼしい。
⇧ある時の話なんですが、寝るからと布団に入った時、
グスッグスッと聞こえたので、
何かと思ったら長男が布団にもぐって静かに泣いていた時がありました。
「どうしたの?」
と聞くと何も言わないので、なんとなく
「さびしいの?」
と聞くと
「ん…」
と返事が。
最初はただ言いたくなかったのかと思ってたんですが、うまく気持ちを説明できなかったのかもしれません。
そして、相談先とケアについて載っているのですが
①自分の子に障害が何故あるのか
②今後はどうなるのか
③対処法のアドバイスをもらう
④そして、わが子が伸びた、症状が改善した
と実感できる所を見つけることが大事だそうです。
私は今回の相談では②までだったので、保育園に、結果報告と今後について相談し障害児保育と言うものを知り申し込むことにしました。
来年は小学生です。学校はどんなところへ?就職できる?結婚は?その後は?
将来の心配がどんどんでてきました。
進路は本人の意思を尊重しながらも親が決める
とあり、子供の人生を左右する重大な決断をこれからする。
これでよし!と思えるまで話し合い、相談し考えなくてはいけないと思いました。
症状別アドバイスなどものってます。
検査をして結果を聞き、本を読み、それでもまだ何をしたらいいのか分かりません。
いつもと変わらない毎日です。
もっと長男の特徴を把握して、何が必要なのか観察と分析の必要があると思ってます。
そして最後、数人の自閉症やアスペルガー症候群のお母さん達の思いが書いてあります。
特に共感したのがアスペルガー症候群のお母さん。
息子のかわいさの中に自閉的だからこそ、と言う面がある。
と言っているのです。
私も昔から長男のかわいさが、長女次男と違うと思っていて、本当にずっと前から疑問だったんですよね。
とにかく長男メッチャ可愛いと思ってました
(笑)
長男が1番とかじゃなく、なんていうか次元が違うかわいさ?
なんだろう?このなんとも言えない長男のかわいさは?!と思ってたんです。
なのでそのお母さんの言葉がストンと心に入ってきました。
そのお母さん、そんな自閉らしい特徴がかわいいなあと思います、とつづってます。
他のお母さん方のお話もとてもとても勇気づけられました。
とにかく説得力があり、母親の気持ちが伝わって、これが一番読んで良かった!
まだまだ他の本も読んでみます。